調査会社トムソンファイナンシャルＩＢＥＳ

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調査会社トムソンファイナンシャルＩＢＥＳが欧州の主要約500社の08年の業績について、アナリストの1株利益の増益率予想を集計したところ、3月半ば時点で4.5％と半年前（6％強）から大幅に鈍化した。07年の実績は約10％の見込み。(07:03)児童虐待死：８割が対応不足>> 過去記事一覧さて、編集といっても、ただ単にソフトを使って切り貼りすれば良いのだろうか。せっかく撮ってきた映像を生かす方法を聞いてみよう。バスラでは昨年１２月、英軍が治安権限をイラクに移譲して以来、治安状況が悪化しシーア派内の小競り合いが続いていたが、今回は最大規模の戦闘となった。>> 過去記事一覧   　銅の国内山元建値が15日についに１トン100万円の大台に乗った。これまでの建値の高値記録は、1974年の89万円だから、32年ぶりの記録更新となる。　当時のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）の価格（現物）は１トン1400ポンドだった。第一次石油ショックに端を発した一次産品の高騰のなかで出現した高値だったが、いまからみると国際価格はとんでもない高値とも思えない。問題は為替である。当時は１ポンド＝700円前後で、対円で現在の３倍以上だった。逆にいうと、円が上昇したから銅はいま程度の水準におさまっているといえる。　当時の日本をいまの中国に置き換えてみると、問題の所在がよく分かる。通貨が安い国では現地通貨建てでは大変な価格になっているわけだ。インフラ整備に欠かせない基礎資材とはいえ、中国で高値の銅をどんどん消費できるとは思えない。消費は当然落ち込んでいるはずなのだ。　需要側を中心に考えると、１トン8000ドルという高値が長く続くはずがないという見方になる。「非鉄価格は２年以内に半値に下がる」という海外の調査会社の予想も出てきた。　しかし供給側に目を向けると、多くの問題をかかえていることも確かだ。一番の問題は鉱石の供給があまり増えないことだ。世界の多くの鉱山で生産障害などが相次いでいる。新規鉱山の開発も進んでいない。　鉱石不足は今年も続きそうな見通しである。さらに問題なのは、鉱山側は強気で鉱石の価格の引き上げを打ち出していることだ。銅価は上がってもそれを享受できない製錬会社にとっては増産投資のインセンティブが生まれない。鉱山、製錬それぞれにボトルネックをかかえており、短期間で解決しそうにない。　8000ドルは行き過ぎとしても、今後大きくは下がらない、という見方の方がいまは有力のようだ。